【2.契山館に入会して思う事】

契山館に入会してから15年以上が経ちました。

年月が経つと思うことも色々とあります。私は人に偉そうなことを言える立場にありませんが、言いたいことは発信しようと思います。

今思うことは、「人は自分のことを知っているようで知らない」という事です。
自分の今抱えている気持ちはなぜ湧いてくるのだろう?自分はなぜ他の人とは違う感じ方をするのだろう?自分のことは自分が一番知っているようで、突き詰めて考えていくと知らない部分も多いと思います。

自分のことがよく分からない、自分の正体は何なのか?なぜ自分はここに生きているのか?と私はよく思います。
「どうせ分からないし、考えても無駄だから考えないようにしよう・・・」と普通なら思うかもしれません。
しかし、その分からない部分こそが人の正体を知る上で重要になってきます。

自分の正体を知る道のりははるか遠く、私も歩み始めたばかりです。
人間は自分の正体を知った後でしか、本当に正しい行動はできないのではないかと私は思うのです。

私は契山館に入って、一歩ずつではありますが自分の正体や霊的な真実に近づいているように思います。

ただ、今真実だと思っていることも、次の段階では少し違った風に感じるかもしれません。

真実ははるか彼方ですが、その真実の一端を水波一郎師の「霊魂学」が示していると思っています。